eBayの激安商品がWalmartから届いた。知らないうちに犯罪へ加担していたかもしれません

アメリカのオンラインショッピングで、少し気味の悪いことが起きました。eBayで5ドルで買った商品が、なぜか近所のWalmartから届いたんです。

調べていくうちに、知らないうちに犯罪の片棒を担がされていた可能性が出てきました。同じような買い物をしている方に向けて、経緯をそのまま書いておきます。

eBayで5ドルで買ったものが、Walmartから届いた

届いたのは衣類用の染料。これ自体はごく普通の商品です
届いたのは衣類用の染料。これ自体はごく普通の商品です

買ったのは衣類用の染料です。Amazonで1個8.99ドルだったので、もっと安いところを探していたところ、eBayで2個6ドル・送料無料という出品を見つけました。

オファー機能で5ドルを提示したところ、すぐに承諾されました。ラッキーだと思って購入。1週間ほどして、Walmartのローカル配送で自宅に届きました。

eBayで買ったのに、なぜWalmartから届くのか。ここで手が止まりました。

計算が合わない。出品者が20ドル損をしている

最初は「在庫を持たずに転売するドロップシッピングだろう」と考えました。それなら珍しくありません。念のためWalmartでの価格を調べたところ、こうなりました。

  • 商品の価格(2個)… 7.34ドル
  • ローカル配送料 … 数ドル〜10ドル程度
  • 出品者が受け取った金額 … 5ドル(手数料を引くと4ドル台)

つまり出品者は、10ドル以上の赤字を出して私に商品を送っていることになります。ドロップシッピングは利益を取るための手法なので、これでは説明がつきません。

AIに相談したら、想定していない答えが返ってきた

取引が終わった時点では、誰も損をしていないように見えてしまう構造
取引が終わった時点では、誰も損をしていないように見えてしまう構造

状況を整理してAIに聞いてみたところ、返ってきたのは「盗まれたクレジットカードの現金化(マネーロンダリング)ではないか」という見立てでした。

AIが説明した手口は、こういうものです。

  1. 出品者がeBayに、赤字になる価格で商品を出品する
  2. 購入者が、正規のルートできれいな現金を支払う
  3. 出品者は、不正入手した他人のカード情報でWalmartから商品を決済し、購入者へ直送する
  4. 出品者は自腹を切らずに、他人のカードを足のつかない現金へ変換できる

この見立てが正しければ、実際に負担しているのはカード情報を盗まれた第三者ということになります。

この手口が怖いのは「誰も損していないように見える」こと

取引が完了した時点では、こうなります。

  • 購入者 … 5ドルで商品が手に入った。損はしていない
  • eBay … 手数料を受け取った
  • Walmart … 商品代金を受け取った
  • カードを盗まれた人 … まだ気づいていない

被害が表面化するのは、数週間後にカードの明細を見た誰かが「こんな買い物をした覚えはない」と気づいたときです。それまで誰も異常に気づけません。

ただし、これが本当にそうだったのかは分かりません

ここは正確に書いておきます。これはAIが提示した1つの可能性であって、証拠は何もありません。

出品者を確認したところ、取引実績は2,900件以上ありました。評価ゼロの新規アカウントではありません。購入前にも確認して、問題なさそうだと判断して買っています。

単純に「在庫を切らしていたことを忘れていて、代わりにWalmartから送ってくれた親切な出品者」という可能性も、ゼロではありません。断定できる材料がない以上、この出品者が詐欺をしていると決めつけることはできません。

では、どうするのが正解だったのか

返品も考えましたが、現実的ではありませんでした。

  • eBayへ返品しようにも、商品はWalmartから届いている
  • Walmartへ持ち込んでも、私に購入履歴もレシートもない
  • 仮に返金できても、返金先は不正利用されたカードになるだけ

AIの見解は「商品は捨てずに使い、プラットフォームへ通報するのが最も責任ある行動」というものでした。捨てても資源の無駄になるだけで、カードの被害者は救われない。それより、これ以上の被害者を出さないために報告するほうが意味がある、と。

購入者が法的な責任を問われることはない、という点も確認しました。正規の市場で適正な手続きをして買った消費者が、裏側の不正を知らずに罪に問われることはありません。

結局、染料は使いました

洗面台で1時間ほど漬け込みます
あまり綺麗には染まりませんでしたが、むしろ落ち着いた色合いに

着なくなっていた服を染め直すのに使いました。正直なところムラなく綺麗には染まりませんでしたが、もともと色が明るすぎて履かなくなっていたものなので、結果的にちょうどよくなりました。

染め直して復活。ペンキの汚れだけは染まりませんでした
染め直して復活。ペンキの汚れだけは染まりませんでした

使わなくなった服は、売るのもいいですが、自分でカスタマイズすると愛着が戻ってきます。染色ならミシンが使えなくてもできるので、手軽な方法としておすすめです。

まとめ:アメリカのオンラインショッピングで気をつけたいこと

今回のことで購入者が捕まるようなことはありませんが、身近なところで犯罪が起きていて、知らずに関わってしまう可能性があるというのは実感として残りました。

相場から大きく外れた価格には理由があります。「安すぎる」と感じたら、一度立ち止まる。それだけでも違うはずです。アメリカでのオンラインショッピングは便利ですが、そこだけ気をつけてください。

アメリカで犯罪に巻き込まれたかも…気づかずに犯罪に加担してしまいました【アメリカの闇】

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アメリカで犯罪に巻き込まれたかも…気づかずに犯罪に加担してしまいました【アメリカの闇】

届いた箱を見たときの困惑と、AIの回答を読み上げながら青ざめていく流れは、動画のほうが伝わります。19分の本編でどうぞ。

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