大分県日田市にある、サッポロビール九州日田工場へ行ってきました。酒飲みにとっては夢のような場所です。
アメリカではブリュワリーによく行きますが、日本の大手メーカーの工場で飲む出来たてのビールは、また別物でした。日田は『進撃の巨人』の作者の出身地でもあるので、その関連スポットもあわせて回っています。
工場見学は10分。本番はそのあとです

見学コースは自由見学で、10分ほどで回れます。この日は土日で製造ラインが動いていなかったこともあり、実際には数分で見終わりました。
注意点として、工場内は撮影禁止です。撮影できるのは試飲エリアから先になります。

試飲コーナー:券売機で買って、プロが注いでくれます

試飲は券売機で購入する方式です。まず頼んだのは黒ラベルで、450円でした。
注ぎ方が完全にプロの仕事です。一度立てた泡をわざと捨ててから注ぎ直すことで、きめ細かい泡になります。出てきた一杯は、缶ビールとは明らかに別物でした。
「このクリーミーさがすごい」
工場で作られたものが、移動距離ゼロで目の前に出てくる。普段は工場から我々のところへ届くわけですが、今回は逆です。この鮮度の差が、そのまま味の差になっていました。
飲み比べもできます

黒ラベルのほかにヱビスなども用意されています。飲み比べた感想としては、ヱビスはリッチで厚みがあり、黒ラベルはもう少しパンチがあるという印象でした。
ただし正直に書いておくと、杯を重ねると違いが分からなくなります。缶ビールとの差ははっきり分かるのですが、銘柄同士の差は途中から曖昧になりました。
行くなら時間に注意してください
ビールの提供にはラストオーダーの時間があります。私たちが入ったのは15時半頃で、16時がオーダーストップでした。
間際に駆け込むと、工場見学を早足で済ませることになります。時間には余裕を持って行ってください。
目の前に山々が広がるロケーションも良かったです。都市部の工場では、この景色は見られません。
併設の「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」

同じ敷地内にミュージアムがあります。入場料は700円で、買い物だけなら無料で入れます。営業は19時まででした。
展示されているのは原画や、作者が作品を描いていた当時の心情が分かる資料などです。真剣に見入っているお客さんも多く、作品を追っている人ほど刺さる内容だと思います。
お土産コーナーには、九州の定番菓子「マンハッタン」とのコラボ商品もありました。九州以外の方にはなじみが薄いと思いますが、チョコがけのドーナツのような菓子パンです。
大山ダムの銅像スポットまで足を伸ばしました

日田市内には、エレン・ミカサ・アルミンの銅像が設置されたスポットがあります。大山ダムの壁面を背にして3人が立っており、その視線の先に壁があるという構図です。
足元には作者の名前と手形もありました。ファンなら確実にテンションが上がります。
さらに専用アプリを使ったAR体験もできます。指定の場所でカメラをかざすと、ダムの上に超大型巨人が現れる仕組みです。
小さな町が、IT を絡めてここまで作り込んでいるのは素直に感心しました。一度作ってしまえば運用コストはそれほどかからないはずで、地方の町おこしとしてよくできた事例だと思います。
まとめ:ビールと作品、両方目当てで行く価値があります
工場見学だけを目的に行くと、10分で終わってしまいます。本命は試飲と、併設のミュージアムです。
それと、これは自戒ですが——空きっ腹にビールはききます。この日はパンとお菓子しか食べておらず、完全にできあがってしまいました。何か食べてから行ってください。
なお料金・営業時間・ラストオーダーの時刻は変わることがあります。訪問前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
この記事の動画
ビール好きの楽園に潜入!巨大工場で爆飲みしてベロベロに酔い潰れる限界酔っ払いおじさん
サーバーから注がれる瞬間の泡と、杯を重ねるごとに言葉が怪しくなっていく様子は動画でどうぞ。34分あります。
アメリカ・カリフォルニアでの日常を毎週お届けしています。ほかの動画は パジメのチャンネル からどうぞ。
