アメリカから福岡に帰ってきました。高速道路のサービスエリアで食べたご当地B級グルメと、20年ぶりに親戚の家をアポなしで訪ねた話です。
アメリカの無機質なガソリンスタンドに慣れていると、日本のサービスエリアの充実ぶりは異常に見えます。
日本のサービスエリアは、それ自体が観光地です
立ち寄ったのは、福岡と佐賀の県境あたりにあるサービスエリア。土産物も食べ物も揃っていて、ここだけで一食済ませられます。
ただしお酒は売っていません。高速道路なので当然ですが、併設のコンビニまで見に行って確認しました。運転する場所なので仕方ありません。
むっちゃん万十:福岡のB級グルメの代表格

福岡で育った人なら、まず知っているむっちゃん万十です。ムツゴロウの形をした今川焼きのような生地に、甘くない具材が入っています。
看板の価格はこうなっていました。
- ハムエッグ … 260円
- どんどん … 340円
- ごろごろちゃん … 340円
- むっちゃんバーガー … 260円
昔は120円くらいだった記憶があるので、しっかり値上がりしています。それでもこの価格でこの満足度なら十分です。

選んだのは定番のハムエッグ。卵とハムとマヨネーズという、間違えようのない組み合わせです。肉が入っていないのに、この食べ応え。端のカリカリした部分が特にいい。
もう1つ「ごろごろちゃん」も食べました。昔あった「たこ焼き」という商品の上位版だそうで、タコが気持ち大きめにカットされていて、噛むとブリブリした食感があります。生地が甘くないので、おかずとして成立します。
ただ、どちらも塩気が強くて猛烈に喉が渇きます。ビールが欲しくなりますが、売っていません。
梅ヶ枝餅は、温かいうちが最高

食後のデザートには梅ヶ枝餅です。焼きたての温かいうちに食べるのが最高ですが、冷めてもレンジで温め直せますし、トースターで焼いてもおいしい。どうやってもおいしいのが強いところです。
餅と餡のバランスがちょうどよく、餡がたっぷり過ぎないのがいい。甘さも控えめです。名前に反して梅は入っていません。
20年ぶりに、アポなしで親戚の家へ
ここからは食べ物の話ではありません。
高速を降りたところで、見覚えのある地名が目に入りました。父の実家がある町です。小さい頃、何度も通った場所でした。

最後に訪ねたのは20年前です。祖父はすでに亡くなっていて、今は親戚が住んでいます。連絡もしていないし、手土産もない。
「今回を逃すと、もうそういう機会はないですね」
同行してくれた方にそう言われて、腹をくくりました。まず手土産を買いに行きます。地元の名物を地元の人に渡しても仕方ないので、近くのケーキ屋を探しました。

久しぶりに歩いた町は、記憶よりずいぶん綺麗に整備されていて、すっかり観光地になっていました。
「変わったね」と言われました
インターホンを押すときは、正直かなり緊張しました。まず「お前は誰だ」から始まるからです。
結果としては、快く迎えてもらえました。祖父、祖母、叔父の仏前で手を合わせることができました。小さい頃ずっと通っていた家なので、さすがにこみ上げるものがあります。
コーヒーをいただき、なぜかお酒までお土産にもらって帰ってきました。手土産を持っていったのに、こちらのほうが多くもらっています。
唯一の心残りは、肝心なことを何も伝えられなかったことです。アメリカに住んでいることは伝わっていましたが、YouTubeをやっていることは言えませんでした。写真を撮ることも、連絡先を交換することも忘れました。
まとめ:会いたい人には、会えるうちに
海外に住んでいると、日本の家族や親戚に会える機会は本当に限られます。「次でいいか」を繰り返しているうちに、20年が経っていました。
今回は仏前で手を合わせることしかできませんでしたが、それでも行ってよかったと思っています。連絡先を知らなくても、突然訪ねてしまっていい。そう思える出来事でした。
しばらく会っていない親戚がいる方は、帰省のついでにでも寄ってみてください。
この記事の動画
【アメリカから帰郷】福岡サービスエリアでご当地B級グルメに感動!20年ぶりにアポなしでおじいちゃんの家に突撃してみた
むっちゃん万十を食べる場面の表情と、親戚の家のインターホンを押す直前の緊張感は、文章では出しきれません。20分の本編でどうぞ。
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