アップルから発売されたばかりの新型AirPods5を持って、私はメキシコ・カンクン行きの飛行機に乗り込みました。目的は2つ、進化したノイズキャンセリングと噂の「ライブ翻訳」機能を、実際の環境で試すことです。
アメリカに暮らす45歳の私が、スペイン語がまったくわからないままメキシコ人スタッフに話しかけたらどうなるのか。飛行機の中とホテルの両方で検証しました。
密閉しないのに効く?AirPods5の仕組み
私がこれまで使っていたのはAirPods Pro2で、耳の穴に入り込むカナル型です。物理的に耳をふさぐぶんノイズキャンセリングは強力ですが、長時間つけていると耳の中の圧迫感が気になっていました。新しいAirPods5はシリコンの先端がないオープンイヤー型で、耳の穴をふさがない構造です。それでもノイズキャンセリング機能自体は搭載されていて、一世代前のモデルより性能が上がっているとのことでした。
アメリカでは車移動がほとんどで、日常でノイズキャンセリングを使う場面はあまりなかったそうですが、長時間のフライトだけは別だと話していました。
出発前、空港ラウンジで開封して先に比較
出発前に立ち寄ったユナイテッドクラブのラウンジで、シャワルマ風のボウルやメキシカンポークなどを食べてから、その場でAirPods5を開封しました。

箱を開けると、耳に入れるシリコンのパーツが無く、想像していたよりコンパクトな作りです。装着してみると、ラウンジ内のざわざわした話し声や物音が、思っていた以上に静かになりました。


手元にあったAirPods Pro2と聞き比べると、静けさそのものはやはりカナル型のPro2の方が上でした。ただ、耳をふさがないオープンイヤー型でここまで音が減るのは驚きだと話していて、密閉しない構造のわりに健闘している印象でした。
深夜便の機内で本番のノイズキャンセリングを検証
この日のフライトは深夜便で、離陸してすぐ眠ってしまうほどの搭乗でした。目的地に着く直前に慌ててAirPods5を装着し、機内のエンジン音がどこまで抑えられるか試しています。

装着した瞬間、低いエンジン音の存在感は思ったよりも小さくなりました。ただ音そのものが完全に消えるわけではなく、こもったような低い唸りは最後まで残っていました。その後AirPods Pro2に付け替えて比べると、機内のような騒音が大きい場所ではやはりカナル型の密閉感が効いているという結果でした。
カンクンのホテルでライブ翻訳に挑戦
メキシコ・カンクンのホテルに着いてから、AirPods5の「ライブ翻訳」機能をスタッフ相手に試しました。スペイン語はほとんどわからず、知っている単語もごくわずかという状態での挑戦です。

相手の言葉を聞き取って日本語に訳してくれるまでに、体感で3秒から5秒ほどの間が空きました。その間ずっと無言で待つ形になり、気まずい空気が流れる場面が何度もありました。
この体験から、ライブ翻訳は人との会話よりも、案内やアナウンスのような一方通行の説明を聞き取る場面の方が向いていそうだと感じました。この機能自体はAirPods Pro2にもすでに搭載されていて、AirPods5だけの専売特許ではないようです。
買うべきか、買わなくていいか
気になる価格は、動画内では日本が2万5000円前後、アメリカでは150ドルプラス税ぐらいという話でした。すでにAirPods Pro2を持っていて気に入っている場合は、無理に買い換える必要はなさそうです。一方で、カナル型の圧迫感が苦手な人にとっては、オープンイヤーでここまでノイズキャンセリングが効くAirPods5は選択肢になりそうです。

実際にどのくらいの間が空いてどんな空気になったのか、スタッフとのやり取りの様子は動画で見るとより伝わると思います。
動画で紹介したもの(PR)
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この記事の動画
AirPods 5の「ライブ翻訳」でメキシコ人とガチ会話&飛行機の中で爆音ノイキャン検証してみた
スタッフとのやり取りで流れる何秒かの沈黙と、その場の気まずい空気は動画でこそ伝わります。
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