アメリカに住んでいると、「健康はお金で買うものだ」と感じる場面によく出会います。今回はスーパーでの買い物や医療費の話から、貧困と肥満が強く結びついている理由を考えてみます。
高級スーパーと庶民のスーパー、客層の違い
アメリカには価格帯の違う複数のスーパーマーケットが存在します。オーガニック食品や新鮮な野菜を扱うホールフーズマーケットには、経済的に余裕のある層のお客さんが目立ちます。一方でウォルマートのような低価格スーパーには、加工食品やジャンクフードを買い求める人が多く並んでいる印象です。

ホールフーズマーケットに置かれている野菜や肉、サーモンなどは、動画内で「めちゃめちゃ高い」と話されているように、日々の買い物として気軽に手が届く価格ではありません。健康的な食生活を送ろうとすると、それだけ食費がかさんでしまうのがアメリカの現実です。
なぜ低所得層ほど太りやすいのか
ウォルマートのような庶民向けスーパーでは、カップラーメンや冷凍ピザ、ソーセージといった加工食品が驚くほど安く売られています。動画内でも紹介されていた通り、限られた予算で満腹感を得ようとすると、どうしても高カロリーで栄養価の低い食品に頼らざるを得ないという構造があります。

フードスタンプ(EBTカード)という制度
アメリカには低所得者向けの食料品購入補助制度、通称EBTカードがあります。生活保護の現金給付が非常に受けにくいアメリカでは、多くの低所得世帯がこの制度に頼ることになります。ただし補助の対象になっていても、実際に選ばれやすいのは動画内で語られていたように、甘い飲み物やお菓子、インスタント食品といった安価な加工食品が中心のようです。

この仕組みで得をするのは誰か
加工食品を安く大量に売る食品メーカー、そして肥満や生活習慣病を治療する医療業界や保険会社。動画では、貧困層が不健康な食生活を続けるほど、こうした業界が利益を得る構造になっているという指摘がされています。子どもの頃から濃い味に慣れさせることが、大人になってからの購買行動にもつながっているという見方も語られていました。
学校給食と子どもの頃からの食習慣
学校給食の内容も、この構造と無関係ではありません。動画内ではピザやハンバーガー、フライドポテトといったメニューが子どもたちの給食として並ぶ様子が紹介されており、幼少期の食習慣がそのまま大人になってからの食の好みに影響しているのではないかという考察がされていました。
医療費が高すぎて「病気になれない」国
アメリカでもうひとつ深刻なのが医療費の高さです。動画内では、救急車の利用や入院、手術にかかる費用について具体的な金額が語られていましたが、これらはあくまで動画時点で紹介された目安であり、保険の有無や症状によって大きく変わります。健康を失うことがそのまま経済的な崩壊につながりかねない、という緊張感の中で日々の暮らしが成り立っています。

安さの代償、ファストフードという選択
アメリカのファストフードは元々、低所得層向けの食事として広まった経緯があります。マクドナルドでは今、5ドル前後で食べられるセットメニューが人気です。動画内では、安くて早い食事と引き換えに、短期的な節約が将来の医療費という大きな負担につながりかねないと語られていました。

車社会と運動不足という追い打ち
アメリカは車社会のため、日常生活の中で自然に歩く機会が少なくなりがちです。動画では、意識的に運動をしなければ体調を崩しやすい環境であることも触れられていました。安価な加工食品への依存に運動不足が重なることで、貧困と肥満の悪循環がさらに強まってしまう、というのがよく語られる構造です。
まとめ:アメリカの豊かさと隣り合わせの闇
スーパーの棚に並ぶ商品から、フードスタンプの仕組み、医療費の重さまで、貧困と肥満の関係には複数の要因が絡み合っています。動画の後半ではカリフォルニアの美しい海や夕焼けの景色も映し出されており、光と影の両方がある、それもこの国の一面なのだと感じさせられる内容でした。

この記事の動画
アメリカの貧乏人がデブになる理由が闇深すぎて絶望した!この国はイカれてる…
動画ではこの後、救急車や手術にかかる具体的な金額やカリフォルニアの夕焼けの様子も語られています。
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